「~物語が生まれるとき~」
(甲斐・本の寺小屋)

2024年12月1日甲斐市立竜王図書館で開かれた、「~物語が生まれるとき~」(甲斐・本の寺小屋)というイベントに行って来ました。

「しずかな日々」:椰月美智子(著)を今年の夏の終わりに読んで、物語の底辺に静かな時間が流れていて、しんみりした心に残る物語だったので、著者の椰月美智子さんにサインをしてもらおうと参加しましたが、当日会場で購入した本のみサインするとあったので、サインはもらえませんでした。

中学の先生をしているという参加者からの質問で、生徒が読後感想文の最初の一行が書けないと悩んでいるがどうしたらよいかの質問で、椰月美智子さんは「うまく書こうとしているんじゃないかなー」、「起承転結のしっかりした文章はうまく書けていてもつまらない。自分の気持ちを文章に書けばうまく書けていなくても、原稿用紙からその一行が輝いて浮かび上がってくる」と答えていました。

印象に残る言葉でした。